新しい事務所で、仕事ができるようになるには、まずはネットワークを整備する必要がありました。ポケットWifiは届いていましたが、電話会議には耐えられない容量です。携帯回線もまだ楽天回線は届いておらず、快適なネットワーク環境を整備するには、NTTの光回線か、ケーブルテレビ回線の二択でした。テレビは必要ないので、NTTの光回線が実質唯一の選択肢でした。能登半島にも楽天回線が入れば、ワーケーション環境は劇的に変わり、都会から多くの移住者やノマドワーカーが訪れることと思います。銀行でも市役所でも学舎でも、何度もネットワークの重要性はお伝えしてきました。
私にとってはネットワークは必須です。何をおいても一番大事なもの。ネットワークさえあれば時間も場所も気にせず仕事ができます。事務所に回線が開通するまでは、珠洲市内のネットワークのある場所で、仕事をすることになりました。
まずは金沢大学能登学舎、ラポルトすず、珠洲市民図書館、この三箇所が開通するまでの間の仕事場となりました。それぞれ開館日や開館時間も違いますので、最適な環境を求めて、ジプシー生活です。
早く回線が開通するように、と言っても、何しろ建物が古く、まずは電話回線の調査が必要で、それから3−4週間後に工事、開通となることがわかりました。電話回線の調査をどうにか4月3日の土曜日に取り付けることができたので、まずは立ち合いのため、今回は4月2日の金曜日にのと里山空港から珠洲入りし、一日ラポルトすずで仕事をしました。
珠洲に到着すると、階段横の花壇に、水仙が花を咲かせていました。珠洲では皆さん花が好きで、至る所で花を植えて楽しんでらっしゃいました。東京の環境とは全く違う生活がそこにあることを思いました。
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