試飲会の後は、プロのフリーカメラマンでもあるマイスタースタッフの松田咲香さんに撮影をお願いしました。どんなものができるか、期待していましたが、ちゃんと撮影キットをフル装備で持ち込んでくださり、本格的な製品写真を撮ってくれました。
写真があまりに素晴らしかったので、各方面で使わせていただくことにしました。ホームページや、各種SNS、パンフレットやタペストリーのポスターにも使わせてもらうことにしました。これからが楽しみなアイテムになりました。
フォトシューティングが終わった後、一息ついて、淑瑠先生と会話しました。ところでこれからどうするんですか、という話になり、「拠点が決まらないと酒類販売免許の申請ができないのですが、今どこを拠点にするか迷っています。珠洲で倉庫を安く貸してくれるところはないですかね?」と言って見ました。すると、先生が珠洲の借家でお世話になっている大家さんが、いくつか空き物件を持っているから聞いて見ましょうか、ということになりました。私としても、時間があまりなかったので、今から見せていただくことできますか?と無理言って、早速見せていただくことにしました。
一つ目は、蛸島町の道沿いのカフェ物件。以前は北國銀行の出張所だったところで、作りは立派で中も新しくリフォームされていました。ここなら住んでも倉庫でもどうにか使えそうだと思っていたものの提示された家賃がびっくりするくらい高く、これでは無理、という状況でした。二つ目は、大家さんが昔住んでいた物件。中に入ってみると、トイレも風呂も古いまま。畳はベコベコになっており、昔の物がそのまま残ったままです。いるだけで暗い気持ちになってしまうような広い家の割に、また家賃が高い。これにその金額は出せないな、という内容で、珠洲での空き家はもう検討するのをやめよう、と思ったくらいでした。
本当に珠洲で、奥能登で拠点ができるのか、頭を抱えて宿泊先に戻って行きました。
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