今日、考えてみると初めて能登学舎を訪れてから1年が経っていました。早いものです。最初のうちは色々なことがどんどん進み、11月前後にはある程度形が見えてきたようにも思います。ところが今年に入って、春以降、どんどんと作業が遅れてきました。
ラベルの制作に一番時間がかかり、ここで大きく停滞することになってしまいました。もっと早く良いデザイナー事務所を探していれば、と反省しますが、結果的に、蒸留所も満足してもらえるラベルになったので、結局はこれでよかったんだと思います。
また、コロナの影響もあり、製造の方にも遅れが生じ、これからは物流の方にも遅れが出ている模様です。今のままだとおそらく発表は来年になるでしょう。一年経って商品化できなかった、のは残念です。しかし、これが現実ですから受け入れるしかありません。
そして、この遅延を生かして、クラウドファンディングをやってみることにしました。時間を使って、できるだけ多くの方に関心を持っていただけるよう取り組んでみたいと思います。
だんだん、お待たせしてしまって申し訳ありません、というご挨拶も、皆さんに呆れられてきています。免許を取得するためには、オンラインショップの開設は必須だったので、仕方ないのですが、ここまで遅れてしまうと、本当に辛いです。今は、蒸留所がブームのようにたくさん各地で誕生し、新しいジンもたくさん生まれてきています。どんどん取り残されているような焦りもありながら、のとジンのレシピに自信も芽生え、より強いものになりつつあるのは事実です。
何事も時間がかかり、一筋縄では行きませんが、後から振り返ってみて笑い話になれるように一つ一つを考えてアクションをとっていきたいと思います。
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