最後の録音

今週は石川から帰ってきて、役所の書類集めや光回線の申し込みなど引っ越しの準備を行いました。

金曜日には引っ越しの見積もりを行いました。予定の時間ギリギリで到着した引っ越し業者の営業は、ずいぶん軽い感じでした。大丈夫かな、と不安に思っていましたが、一旦、次回の到着日の受け入れで設定してもらいました。これが後で大問題になってしまうのですが。

土曜日は上野の美術館で開催されていた龍玄としの展覧会に行きました。そうした気晴らしにも行きながら、引っ越しの準備、梱包とゴミ出しを繰り返していました。

そして日曜日には、一年間続いたFMかほくのミュージックバンジーの最終回の録音を行いました。ジンの仕事に集中するために終了をお願いさせていただきましたが、終わってみれば何だかやっぱり寂しい気持ちも残っていました。

結局FMかほくのスタジオで生放送することは一度もなく、全て自宅録音、いわゆる宅録を行いました。本当に小さな空間で、４畳半の半分くらいのスペースで、リモートワーク、宅録、リモート講義など全てを行っていました。引っ越しに向けて荷物も整理してみると、あんなに狭かった空間も広くみえ、あーこれで終わったんだな、としっかりと区切りができたように思います。

終わりが始まり。これからがまた始まりなんだ、と思いながら、新しい出発に向け、ワクワクした気持ちに切り替わりました。