白丸まで戻ると、今度は秋吉を目指しました。秋吉にはアピモンドという養蜂場があります。冬に訪れた時には巣箱はしまわれていましたので、今度は見学ができるかな、と思って足を伸ばしました。
近くには、菜の花畑が広がる場所がありました。最近有名なインスタスポットです。写真を撮っている家族もいました。菜の花畑に癒されながら、アピモンドに着くと、事務所で仕事をしている人が見えましたが、事務所はしまっていました。連休中でもあるので、それはそうだろう、と思いながら、帰路につきました。
秋吉をくだり、九里川尻の街を抜け、もう一度松波へ山越えをし、松波中学の横を抜けました。ここまでは、二度の丘越えにそろそろしんどくなってきていましたが、降っていくとやはり下り坂は最高で、また元気も出てきます。下った先に松波神社がありました。せっかくなので松波神社も参拝しました。松波酒造の名前が鳥居のそばに刻まれていて、この地域で酒造りがいかに大切な存在かということも理解できました。
参拝の後は、松波の街を抜け、ちょうど赤崎から大きく見えたお寺を見に行きました。松岡寺、しょうこうじ、というそれはそれは大きなお寺です。これほど大きなお寺は能登のあたりでは總持寺くらいしかないだろうな、と思います。由来などを読みながら昔のことに思いを馳せました。
日も傾き始め、これから恋路を抜けて、宝立町を目指します。帰りの見附島あたりは人手も車も多かったので、あえて見附島までは行かず、春日野の浜を目指しました。そこで海の写真をたっぷりと撮り、上戸町の海岸沿いを走りながら、帰路へとつきました。
この日の夜はゆっくりと大江山を楽しみながら、能登の海の美しさを思い出し、この海岸からもらえる豊かさを実感していました。
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