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執筆者の写真Yuki

駆け抜けた7月の後半と販売遅延

7月の後半は忙しくあっと言う間に過ぎていきました。夏の日差しの中、進まないことは進まないと諦めながら、できることをできるだけやっていきました。


もともと今日は、青空マルシェと星空映画会が能登町の日本海倶楽部で予定されていました。ところが、コロナのぶり返しの結果、開催が延期になってしまいました。延期と言ってもこのコロナの状況をみると、実際に開催されるかどうかは、分かりません。天気は悲しいほどいい天気で、朝からとても綺麗な日の出を見ることができました。


正直、今回のイギリスとのプロジェクトは、なかなか思うようには進みませんでした。ウェールズ側での課題も多々あり、何ヶ月も待たされている感覚があります。日本での仕事であれば、待たされれば事情を説明して巻き返すこともできるのでしょうが、ウェールズ相手だとそのようにもいきませんでした。


製造の遅れ、輸入書類の遅れ、そして何より、ラベルデザインの遅れでした。コミュニケーションの行き違いもあり、結局、デザイン会社を変えたり、変えた会社が夏季休暇に入ったり。本当に毎日辛い日々を過ごしました。遅れれば遅れるほど、地元の方からの信頼も薄れていきます。一体何のために珠洲市で暮らしているのか、悔しくなることが多かったです。


しかし、これも産みの苦しみと思うことにしました。必ず製品化する、世に送り出す、そんな気持ちを持ちながら、一歩ずつ進めていくことにしました。


まだ何も始まっていないのです。周りと比べず、自分に今できることを精一杯行う。ただ一点に集中してがんばります。



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